
揚げたてドーナツが美味!スターウォーズ+ビートルズファンはMust To Go ! 正統派80年代カフェバーを受け継ぐすすきのの「カフェサーハビー」

今ではすっかりスイーツが看板メニューのカフェ形態のお店がジャンルとして札幌にも定着してきました。
毎年のように数社から発行される「札幌カフェ本」の刊行数が、札幌においてのカフェ文化の定着を如実に物語っています。
カフェと喫茶の違いは、お酒も出す(カフェ)とお酒は出さない(純喫茶)などというくくりもありますが、札幌におけるカフェは、どちらかというと
東京における80年代にブームとなった「カフェバー文化」の影響を受けながらも、独自の進化を遂げて来た札幌ならではのカフェ文化を形成しています。
東京の80年代カフェバー文化の代表と言えば、渋谷ナイロン100%や、原宿OH! GOD、目黒TOP DOGなどが有名。
店主の趣味(バンドとかファッション、サーフィン)全開のお店作りが、当時の夜遊び好きなおしゃれな若者の絶大な支持をうけていました。
そのどれもが、それまでの喫茶店らしさをぶっ飛ばした内装や飾り付け、純喫茶にこだわらないドリンクメニューやフードメニュー、突発的に開催される多彩なイベントと店主独特の流行アンテナで、どんどん独自のガラパゴス進化をしていったわけです。
ざっくりいえば、大学の文化系サークルの部室のような、おもちゃ箱のようなお店です。
一方、札幌のカフェ文化は、そういったカフェバーの持つおしゃれ感に、清潔感やナチュラル感をミックスした感じのお店が多く見られるというのが特徴の一つと言っていいのではないでしょうか?(雑貨ショップなんかに似た印象のお店が多いですね。)
そんな中、東京から逆輸入されて来たかのごとく、部室感全開のカフェが、札幌にオープンしました。
CAFE SAHABI
(カフェ サーハビー 南3西6)
です。
カフェ サーハビーさんは閉店いたしました。
オープンは7年前。東京からUターンしてきた北海道出身の店主が、狸小路1丁目に開業。
2000年初頭の札幌といえば、すでにFABcafeをはじめとしたインテリアや雑貨にこだわる札幌独自のナチュラル系カフェ文化(勝手に命名)が完成していた頃でしたが、サーハビーは、それらとは一風変わったカフェだったのです。


DJブースもあり、ビートルズやローリングストーン好きの店主の趣味丸出しのアイテム類も
写真を見てもわかる通り、店主のコレクションであるスターウォーズやバットマンなどのアメコミやゴジラやウルトラマン、ガンダム、エヴァンゲリオンなどの特撮やアニメのフィギュアが、ずらりと並び、ジャンプ系を中心としたコミック本も充実…….
そういった店主の趣味丸出しの部室感の強い東京80’sカフェバーに近いお店は、札幌では異端の部類と言っても言い過ぎではないでしょう。
展示会や討論会、ライブなどのイベントを突発的に開催する自由さも東京80’sカフェバーによく似ています。
カフェと言うと、ナチュラル系女子が多いようなイメージだけど、サーハビーには、この部室感とその自由さで、老若男女幅広い層から支持されています。
さらにもうひとつ、サーハビーを語る上で、避けて通れないのが
「スイーツを看板メニューとして打ち出した」
という点です。
今では、パンケーキやパフェやジェラートなど、スイーツをメインにしたカフェ形態のお店は、全国的に流行し、札幌にも多く見られます。
そういったブームの1歩も2歩も前に、サーハビーではスイーツの看板メニューがありました。
その看板スイーツが……
手作りドーナツ
です。

手作り揚げたてのデラックスドーナツ。季節限定のドーナツは売り切れ注意。
オープン時より、非常に人気の高いメニューで、フルーツや生クリームなどをデコレーションしたデラックスドーナツが特に人気。
そういったアンテナの高さも、東京80’sカフェバーに通じるところかもしれません。

飲み放題付きのパーティープランもあり。ドーナツタワーはお好みの個数で!
レギュラードーナツやデラックスドーナツを組み合わせて作るドーナツタワーには、プレートにメッセージやデコレーションを施してくれるので、誕生日や記念日などにぴったりです。
また24時まで営業しているので、〆の珈琲や深夜カフェとして利用できます。
お酒類も取り揃えているので、ノーチャージのバーとしても利用出来ます。

オムライス。デミグラスソースは苦めのオトナの味。
とにかく、札幌では逆に珍しい「正統派東京80’sカフェバー」を是非体験してみてください。
カフェ サーハビーさんは閉店いたしました。


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